森の学習館【公式】
リースの起源には諸説ありますが、古代ギリシャ・ローマ時代に遡るといわれています。当時、幸せを願って常緑樹(永遠の象徴)の枝を輪にして贈る風習があり、送られた枝を玄関に飾ったことがリースの始まりと考える説が有力です。リースを飾るのは、魔除け、豊作、幸福を願う意味があるといわれています。常緑のモミの木など針葉樹には抗菌殺菌防虫などの作用があることから魔除け、木の実などは豊作、輪の形や常緑樹は永遠や生命力の象徴など幸福を願う意味が込められているといいます。この他、クリスマスリースは冬至祭の風習にキリスト教が習合したものといわれています。
クリスマスツリーや常緑樹やハーブを束ねて壁などに飾る(スワッグ)は、針葉樹やハーブから生じる揮発性の抗菌殺菌効果などを得るためともいわれています。当館のリース教室は全て本物の植物や生の針葉樹を利用して作るため、作成中は様々な針葉樹の香りで館内が満たされます。森林浴さながらのリース作りは、今後も続けていきたいと思います。
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